キャットシッター猫屋敷は、宮城県仙台市の猫専門ペットシッター。お家でお留守番している猫さんのお世話をさせていただきます。




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VOL.23 引っ越しへの不安

2004年5月11日・火曜日……

仕事の合間をぬって、事務所の移転準備を進めている。
片付け物をする私の隣で、うめちゃんはすべての物、すべての事に興味津々だ。
両手を、お行儀よく前に揃えて座り、首を右に左にと傾け、ここぞ、という時には手をクイックイッと動かして、その興味を満たそうとする。
段ボールに荷物を詰めようと振り返ると、すでにうめちゃんが居心地良さそうに中におさまり、ご満悦だったりして。

慌ただしい中にも、何だか力が抜けてしまうようなおかしさを感じている。慌ただしさにまぎれ、ポコン遊びもできず、コミュニケーション不足を心配するが、うめちゃんは特に不満もない様子。
いつも通り、お風呂の前で待っていてくれ、私が布団にもぐりこむのを確認して、その日最後の毛づくろいをはじめる。
いつもと変わらない静かな夜。平和なひとときに感謝

2004年5月12日・水曜日……

引っ越し前の新しい事務所に、うめちゃんを連れて行ってみることにした。
これから1日の半分を過ごす場所を見せておきたいという思いと、何も運び込まれていない広々とした場所でポコン遊びをして、思い切り走ってほしいという思いがあった。

きっと喜んでくれるだろうと、ワクワクして向かった新しい事務所。
「うめちゃん、着いたよ」。バッグを開ける。
うめちゃんがそっと顔を出し、ゆっくり、まわりのにおいを確かめるようにクンクンと鼻を動かしながら、一歩また一歩と外へ出る。

出たと思った次の瞬間、私の期待とは裏腹に、うめちゃんは、走りまわるどころか、部屋のすみ、しかも、開いたままのドアと壁の間に身をひそめてしまった。
一瞬の出来事。

ここで、ようやく気が付いた。そうか、うめちゃんは、初めての場所がこわいのだ。
広い場所なら、たくさん走ってたくさん遊べると単純に考えていた私は、うめちゃんの気持ちを少しも考えていなかった申し訳なさに、ドキンとする。

うめちゃんを静かに抱き上げて「ごめんね、うめちゃん。大丈夫、こわくないよ」と言いながらゆっくり部屋の中を歩く。
途中、腕の中で身をよじり、うめちゃんが「降りる」というので、そっと床に降ろす。

クンクン、クンクン…、一人で歩き始めた。
私はうめちゃんを見つめるしかない。
ひととおり探検を終え、私の足元に戻ってきたうめちゃん。
当然のことながら、喜んで走り出す気配など少しもない。
ドッグランならぬキャットランだ、などと一人でウキウキしていた自分が情けない。


2004年5月14日・金曜日……

うめちゃんは新しい事務所に慣れてくれるだろうかという、大きな不安を抱えたまま、そしてその不安を誰にも告げることができないまま、引っ越しの前日を迎えてしまった。

手狭になったから引っ越しを、という話が以前からあったとはいえ、重い腰をあげるきっかけになったのは、うめちゃんを広い所で遊ばせてあげようという社長の優しい気持ちだ。
まるめて放った紙を、うめちゃんがくわえて私のところへ持ってきてくれるポコン遊びを見た社長。そのポコン遊びで走る距離は長いほうが、うめちゃんも楽しいだろうという社長の優しさ…。

…でも、たとえばうめちゃんが、どうしても新しい事務所に馴染めないようなら、私は、うめちゃんをマンションでのお留守番猫にしたほうが良いのだろうと考えている。
もしそうなってしまったら、社長には本当に申し訳ないけれど、うめちゃんに無理をさせるわけにもいかないだろう。

うめちゃんと出会ってから今まで、半年もの間、ほとんどの時間を一緒に過ごしてきた私にとって、それは、とてもつらいことである。
仕事をしている時、うめちゃんがひざの上にいない。
コピーを取っている時、うめちゃんが足元にいない…。
考えるだけで寂しいことだ。

社長への感謝と申し訳なさ、うめちゃんの気持ちを尊重してあげたいという想い、そして私自身のこれからのこと…。
さてさて、どうしたら良いものか。

うめちゃんをなでながら、眠い頭で考えてはみるものの、今の段階で結論が出るはずもなく、とりあえず、引っ越しが終わったら、もう一度、もう一度だけ、うめちゃんを新しい事務所へ連れて行ってみようと決心し、不安なまま布団へもぐりこむ。うめちゃんが奏でるゴロゴロが子守り歌だ。

キャットシッター猫屋敷
仙台市宮城野区鶴ヶ谷北1-15-20 TEL.022-388-3848  FAX.022-388-3849 E-mail:cs@nekoyashiki.jp

動物取扱業登録 仙台市指令第1246号 種別/保管
登録年月日/平成19年11月15日 有効期間末日/平成29年11月14日 動物取扱責任者/鈴木美由起